自分の認識のずれに気がつこう

それでは自己肯定感が低くて、ビジネスでうまくいかない、人間関係でうまくいかないからといって無理にポジティブ思考に切り替えていけばよいのでしょうか。

その答えはNOです。

まずは自分の自己肯定感が低い事による、他者との認識のずれに気が付くことが大切なのです。

自分の考えが絶対ではない事に気が付く

人は自分の価値観や考え方が世界のすべての中心だと思い込んでいる事があります。

例えば、仕事上で会話をしていたり、会議をしていると、自分の考えと相手の考えが一致している、同じ方向を向いていると思っていたのに、後から全く認識がずれていたというような事もあります。

そのように他人の考えと自分の考えの認識というのは本来ずれる事が当たりまえです。

その事に気が付くことが第一歩です。

だから、上司から認められていないとか、同僚から馬鹿にされているかもしれないとか、他者から言われて傷ついたような言動に関しても、まずは「もしかして私は否定されたと受け取ったけど、相手は私を否定しているわけではないのかもしれない」という視点を持ってみてください。

今までは他者から言われた言葉、態度、雰囲気などからすべて自己肯定感が低いせいで「あの人から否定された」「あの人は私を認めていない」と受け取っていました。

ですが、自分と他人の考えはそもそも違うため受け取り方は違うのです。

上司は「(君には期待しているから)もっと次はああしたまえ」と、発破をかけるつもりで言っている言動でも、貴方は「ああまた認められない、けなされた」と捉えてしまう可能性、その認識にずれがある事に気が付くことで、だいぶ楽になっていきます。

すべての物事の捉え方は、常に自分の受け取り方が正しいとは限りません。

他人の意図する事から自分の認識がずれているかもしれない、という疑いに気が付くだけで、貴方のストレスはぐっと減っていく事になります。